ターボ
About
過給器の一種である。
排気ガスで羽を回し、その軸につながったもう一方の羽で強制的に空気をエンジンに送り込むことで、パワーアップを図るものである。
羽が入っているカタツムリみたいな本体のことをタービンという。
普通、NAのクルマだとエンジンは空気を吸い込むため、吸気側には負圧が発生するが、ターボによって過給されると正圧がかかる。
この圧力をブースト圧と呼んだりする。ブーストコントローラなどでブーストの設定を変えて、さらに高い圧力をかけ、パワーアップを図ることを
ブーストアップという。調子に乗ってブーストをかけすぎると、・・・。
よく、ターボ車が「プシュー」とかいうのを耳にするが、これは、ブローオフバルブというものから出る音である。
アクセルを戻した時に過給されていた圧力が逃げ場をなくして、タービンに逆の圧力がかかってしまうのだが、
これを解放してやることで、タービンを保護するためのものである。
ちなみに、純正でも付いているが、たいていは音がしないようになっている。
エアクリーナーを変えたり、社外のブローオフバルブの装着で、「プシュー」という音を出すことはできる。
しかし、あまり頻繁にブローオフバルブが開いてしまうと、過給圧が再度上昇してくるまでに時間がかかり(ターボラグ)
レスポンスが悪くなってしまう。
ブローオフバルブをふさいで、バックタービン(圧を逃がさないので、羽が逆回転して「きゅぽぽぽ」という音がする)にする人もいるようだ。
部内の装着車
- マツダスピードアクセラ
- レガシィツーリングワゴン
- フォードフォーカスST
- 最終更新:2023-11-10 21:02:04